カリキュラム
コースとカリキュラム
本プログラムは、WEBクリエイタコース、マルチメディアクリエイタコース、VRクリエイタコース、可視化コンテンツプロデューサコースの4つのコースからなり、下記13科目 26単位の講義ならびに演習があります。それぞれのコース科目と共通科目、総合演習を履修することで、該当分野のコンテンツクリエイタ/プロデューサの認定が与えられます。 (*印は平成20年度開講)
共通科目
可視化情報学 | 半期授業 | コンピュータグラフィックスの数学的な基礎を習得します。 特別なプログラミング知識は必要とせず、大学初年時の数学の知識で理解可能です。 |
ボリュームレンダリング | 半期授業・演習 | Visualization Tool Kit(VTK)を使って、サイエンティフィックビジュアリゼーションの授業演習を行います。 演習ではTcl/Tkというスクリプト言語を利用するため、初学者でも簡単にボリュームレンダリングを習得可能であり、 数値データの3次元可視化を経験することが容易にできます。 さらに事例学習として、1〜2コマ程度数学・物理科学・化学・生物科学からの授業も行う予定です。 |
コンテンツ知的財産論 | 半期授業 | コンテンツに係る知的財産権はいかにあるべきか,従来の知的財産との性質上の異同および今日に至る歴史的背景等を踏まえて学びます。 |
可視化コンテンツ制作総合演習 | 半期演習* | FLASH、MPEG、VRのいずれか(もしくは複数)を利用したコンテンツを作成します。 |
WEBクリエイタコース
可視化コンテンツ制作概論 | 半期授業・演習 | WEBを利用した可視化コンテンツの概論と、WEBコンテンツの仕組みについて学びます。簡単なWEBコンテンツの作成も行います。 |
FLASH開発演習 | 半期演習 | 最近のWEBコンテンツ作成には必須のFLASHについて、その仕組みを習得するとともに、実際にFLASHでコンテンツを試作します。 |
マルチメディアクリエイタコース
デジタル映像処理 | 半期授業 | デジタルビデオで撮影した映像の編集を行うのに、 その処理がどのような原理で行われているかを知ることはマルチメディアクリエイタに必須であるので、 本講義ではデジタル映像処理の数学的基礎について学びます。 |
可視化コンテンツ制作技術論 | 半期授業・演習* | 映像編集ソフトウェアを利用して、マルチメディアコンテンツの試作・編集を行います。 |
VRクリエイタコース
ゲームプログラミング | 半期授業・演習 | 3DCGモデリングで作成された3Dオブジェクトをプログラム上でどのように扱うかについてゲームプログラミングの観点から学びます。 JAVAによる簡単なゲームの試作も行います。本講義受講には中級のプログラミング知識が必要です。 |
VR開発演習 | 半期演習* | 3DCGモデリングソフトウェアを利用して、3Dオブジェクトの設計開発を行います。 |
可視化コンテンツプロデューサコース
情報倫理 | 半期授業 | 知的財産・著作権等に関する内容を習得する講座です。 |
コンテンツ開発プランニングワークフロー概論 | 半期授業* | 目的や対象ユーザに応じてコンテンツを企画・設計するプロセスについて学んだ後、 コンテンツを組織的に生産していく際のワークフローについて学びます。 |
コンテンツアーカイブ論 | 半期授業* | データベースの初歩と、コンテンツをアーカイブ化するための手法と仕組みについて学びます。 |
受講者数制限
可視化GPでは、各年度で60名を上限とします。これは演習を行う機材の制限です。また、対象学年以外の受講可能性については、可視化GP事務に問合せてください。