実施計画
各年度の計画
平成18年度
- カリキュラム改定
- ボリュームレンダリング、可視化コンテンツ制作概論、FLASH開発演習、デジタル映像処理、可視化コンテンツ制作技術論の各科目を新設(学部共通科目)
- 運営組織の設立
- 理学部教育企画推進室内に専門部会を組織する。
- 設備
- 没入型VR用拡張システム一式
- 3DCGモデリングソフトウェア
- 3Dオブジェクトサーフェス変換ソフトウェア
平成19年度
- カリキュラム改定
- ゲームプログラミング、VR開発演習、コンテンツアーカイブ論、コンテンツ開発プランニングワークフロー概論、コンテンツ知的財産論、可視化コンテンツ制作総合演習の各科目を新設(学部共通科目)
- 設備
- アーカイブサーバ
- VRコンテンツ開発専用ソフトウェア
- 授業の実施
- 1年目用科目を実施。ゲームプログラミングについては非常勤講師を依頼する。3科目でTAを雇う。
平成20年度
- 設備
- ストリーミングサーバ
- 授業の実施
- 1年目、2年目用科目を実施。ゲームプログラミング、VR開発演習、コンテンツ開発プランニングワークフロー概論、コンテンツ知的財産論については非常勤講師を依頼する。6科目でTAを雇う。
- 評価
- 自己評価ならびに外部評価を行う。
参加人数
当可視化コンテンツクリエイタ養成プログラムでは、各年度で60名程度の受講者を見込んでいます。
スタッフ
理学部現代GP専門部会(理学部各学科より1名ずつ+常勤教務補佐員1名)と授業担当17名(非常勤講師5名含む)+TA数名で構成されます。
演習環境
演習を行う場所は、本学G401(情報科学科コンピュータ演習室)で、この部屋では60台のPCが利用可能です。また、作成されたコンテンツは可視化工房で閲覧が可能となります。可視化工房には現在、2m×3m解像度1900×1260の大画面3DCG表示装置と3Dスキャナーが設置されていますが、平成19年2月にこれを拡張した2面のパワーベンチ型のVR表示装置になる予定です。
評価
本プログラムの評価は、
- 学生による授業評価
- 学生の制作したコンテンツの評価
- 本計画自体の評価
の三段階があります。
1の学生による授業評価は、情報科学科で平成14年度より実施されている各授業科目の学生アンケートを、本プログラムの各科目にも適用します。
2の学生の制作したコンテンツの評価に関しては、コンテンツ品評会を実施し、学内の教職員・学生のみならず、外部の専門家にも意見を聞く場を設け、プロの目から学生の作品を評価してもらいます。
3の本計画自体の評価については、最終年度(平成20年)に自己評価報告書を作成するとともに、外部評価を受け、本取組終了後の教育にフィードバックさせます。
また、1ならびに2に関しては、平成20年度より毎年出てくるものであるので、理学部内に専門部会を設置し、それらの評価結果を検討し、指摘された問題点については担当教員にフィードバックすることにより授業・演習の質を高める予定です。