可視化工房
可視化工房とは
可視化は情報科学の研究分野の一つであり教育分野の一つ
でもあります。可視化とは一般に見えないもの/見えにくい
ものを見えるようにする/見えやすくする技術です。ところ
が何を可視化しようかと考えたとき、情報科学分野では可視
化対象はあまりありません。一方、物理や化学のような理学
の諸分野では、難しい説明を聞くより、目で見れば一瞬にし
て理解できるようなものがあります。或いは、実際に目で見
ることで新たな発見も出てきます。
可視化工房とは、本学理学部の各学科(数・物・化・生)
から可視化対象を提供してもらい、
情報科学科の教育の一環として提供されたデータの
可視化を行い、それを提供元に還元して教育研究に役立てて
もらうためのコラボレーション・スペースです。
設備
可視化工房には、2面の2680mm×2010m(解像度1400×1050)の大画面3DCG
表示装置と3Dスキャナー、高性能グラフィックスカード
(NVIDIA Quadro FX4500)を内蔵した可視化サーバーが設置
されています。
3D表示装置による貝の標本の可視化
可視化工房コンソーシアム
可視化工房を支援する組織として、可視化工房コンソーシ
アムがあります。コンソーシアム・メンバーは企業や各種研
究機関で、メンバーからの可視化シーズ(可視化対象)を提
供してもらえば可視化工房でニーズに応じた可視化を無料で
行います。可視化結果は一般公開し、可視化に関する情報発
信を行っていく予定です。
コンソーシアム・メンバーは随時募集しておりますので、コンソーシアム登録に
関しましては可視化GP事務(vgpoffice(at)ics.nara-wu.ac.jp (at)はアットマーク)までご連絡ください。