2014年度以降の入学者の方は、こちらをご覧ください。
下記記事は2013年度以前の入学者向けです。
受験生の方へ 志望学科選びのもう一つの視点
受験生の皆様は、これから入試シーズンに向けて志望校・志望学科を絞り込んでいかれる時期かと思います。志望を決めるにあたって、まず気になるのは入試システムや入試科目だと思います。入試についてはこちらにまとめたページがありますので、ご覧ください。
もう一つ、志望を決められる際に、受験生の方々にぜひとも参考にしていただきたいことがあります。それは、卒業後の進路についてです。
昨今の就職状況を見ると、学部卒業生よりも大学院修士課程(4年間の学部課程を卒業後、さらに2年間)修了生の方が進路の選択肢がぐっと広くなります。大手企業も、近年は修士卒をより多く採用する傾向にあるようです。こちらに、卒業生・修了生の就職先をまとめたページがありますので、ご覧ください。
当学科では、卒業生の約半数が大学院に進学しており、そのうち8割程度が本学の大学院に進学しています。詳しくは、当学科パンフレットの「大学院に進学するワケは?」(3ページ目)をご覧ください。
当学科は、「情報科学」科という単一の学問分野名を冠していますが、実際の研究分野は多岐に渡ります。数理的な基礎研究、情報工学的な応用研究、さらには生物や地球環境に焦点を当てた自然科学分野における応用的研究など、情報科学をキーワードに、入学後ゆっくりと時間を掛けて自分の興味に応じた専門教育の選択を行うことができます(詳しくは、こちら)。高校生の時点ではまだ自分の適性がわからなくとも、当学科なら学部から大学院までの一貫した課程の中でやりたいことがきっと見つかるはずです。
情報科学科の学生は、学部教育に留まらず大学院に進学することで、さらに研究を深めながら専門知識を獲得し、社会に貢献できる人材として世界に羽ばたいています。当学科卒業生の声はこちらをご覧ください。
大学院進学 学生の声
学科内で実施した学生アンケートによると、大学入学前に大学院のことを考えていた学生は半数以上に上り、大学院進学に対する関心の高さがうかがえます。
一方で、最終的に大学院の進学を決めたのは、3回生後期という学生が多く、大学入学後に受けた講義やティーチングアシスタントとの交流で決めたという声や、配属された研究室での卒業研究の面白さに魅かれたという声も多く聞かれました。
大学入学前に大学院進学を決めていなかった学生でも、入学後に進学を決めたという学生もいます。
大学院に進学後の声としても、
- 「自分のやりたい研究を見つけ、熱中する事ができた」
- 「学部では経験出来なかった学会での発表も出来て、自分の研究に自信を持てるようになった」
- 「学部生のときよりも研究する時間が増え、良かった」
- 「(自分の意志による研究遂行を通して)主体性が身に付く」
- 「就職活動に有利になる」