情報科学科

西岡 弘明

にしおか ひろあき

研究分野

人工知能の論理的研究

研究内容

人工知能(Artificial Intelligence)分野の内で一階述語論理(First Order Predicate Logic)を用いて推論を行なう分野を 主要な研究分野としている。具体的には計算機による定理証明法(Mechanical Theorem Proving)の高速化, 定理自動証明システム,エキスパートシステム(特に料理献立作成支援システム)の構築,Prologを用いた 推論システム・ユーザイ ンターフェースの改良等が挙げられる。

この他にも、組合せ数学や数理計画法の情報科学分野への応用,プログラムの正当性・停止性等を証明するプログラム理論, 記号処理言語等についても研究している。

主な論文と著書

  1. 西岡弘明,JAVAにおける診断型対話システムの構築,大学情報システム環境研究,Vol.9,pp.38-48,2006
  2. 西岡弘明,禁煙支援システムの構築,大学情報システム環境研究,Vol.8,pp.34-41,2005
  3. 西岡弘明,やさしい組合せ数学,コロナ社,1999
  4. 西岡弘明,導出原理を用いた構文解析法,大阪大学, 博士学位論文,1981
  5. 西岡弘明,ビット列を用いた節集合のリネーミング法,電子情報通信学会論文誌(D-II), J76-DII ,11,pp.1-7,1993
  6. 西岡弘明,母関数を用いた節集合のリネーミング法,情報処理学会論文誌, 27,11,pp.1035-1041,1986
  7. 西岡弘明,行列を用いた多項式のべき乗演算法,情報処理学会論文誌, 35,7,pp.1241-1247,1994
  8. 西岡弘明,行列を用いた節集合の簡約法,電子情報通信学会論文誌(D),J69-D,1,pp.72-79,1986
  9. 西岡弘明,命題論理式を用いた節集合の簡約法,電子情報通信学会論文誌(D),J68-D,12,pp.1975-1982,1985
  10. 西岡弘明,節集合の一般化リネーミング法,電子情報通信学会論文誌(D),J67-D,10,pp.1083-1090,1984
  11. 西岡弘明,0-1計画法を用いた節集合の簡約法,電子情報通信学会論文誌 (D),J67-D,11,pp.1317-1324,1984
  12. 定理証明システムSENRIの構成,情報処理学会論文誌,共著,1984
  13. 導出原理を用いた構文解析法,電子情報通信学会論文誌(D),J63-D,9,pp.675-682,共著,1980

関連リンク


連絡先

住所 〒630-8506 奈良市北魚屋西町
奈良女子大学 理学部 情報科学科
E-mail nishioka at mark ics. nara-wu. ac. jp
居室 G211


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