数学の未解決問題のひとつであるP対NP問題についてお話しします。
P対NP問題は、とてもおおざっぱにいうと、「実際的な速さで解を検算できる問題は必ず実際的な速さで解を求めることができるか?」という問題です。多くの数学者は、そんな虫の良い話はないだろうと予想しています。しかし、その証明はまだみつかっていません。反証もみつかっていません。
米国にあるクレイ数学研究所が2000年に数学の未解決問題を7問選び、それぞれ100万ドルずつの賞金をかけました。P対NP問題もそのひとつとして選ばれています。つまり、P対NP問題を解決すると、100万ドルがもらえます。
当日のスライド(PDF)
日時 |
平成25年 8月 2日(金) 14:00〜16:00 |
場所 |
奈良女子大学理学部G棟3階302号室 |
受講対象 |
一般・教員・高校生(50名程度) |
受講料 |
無料:事前申し込みは不要です |
注意事項 |
- 会場は十分広い教室ですが、万一満員となった場合は入場を制限することがあります。
- 原則として一般車両は大学構内に入構できません。公共の交通機関をご利用ください。
- 講座当日の午前
9時11時に奈良県北東部または奈良県北西部に気象警報が発令されている場合、 当該日の午後の公開講座は中止いたします。
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主催 |
奈良女子大学理学部情報科学科 |
問い合わせ先 |
Tel.: 0742(20)3441 (通常は留守番電話になっています) FAX: 0742(20)3434
email: secretary@ics.nara-wu.ac.jp |
【プログラム】
時間 |
講師 |
内容 |
14:00〜16:00 |
鴨 浩靖(奈良女子大学 准教授) |
P対NP問題 |
◆アクセス方法はこちらから。
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