生物集団は各個体の出生と死亡を通じてその大きさ(集団サイズ)が時間的に変化します。近年世界的に問題となっている感染症の蔓延や、うわさ話の広がりと行った社会科学に関係する諸現象も、広い意味で「生き物の数の変動」=個体群動態と見なすことができます。
本講座では、生き物の数の変化を数理的に表し、数理の視点から個体群動態を理解する試みについて紹介します。これらの数理的な手法を用いて、希少生物の絶滅リスクを評価する方法について解説します。
日時 |
平成23年 8月 6日(土) 13:30〜16:30 |
場所 |
奈良女子大学理学部G棟3階302号室 |
受講対象 |
一般・高校生 |
受講料 |
無料:事前申し込みは不要です |
注意事項 |
- 会場は十分広い教室ですが、万一満員となった場合は入場を制限することがあります。
- 講座当日の午前9時に奈良県北東部または奈良県北西部に気象警報が発令されている場合、 当該日の公開講座は中止いたします。
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主催 |
奈良女子大学理学部情報科学科 |
申込先 |
Tel.: 0742(20)3428 FAX: 0742(20)3434
email: secretary@ics.nara-wu.ac.jp |
【プログラム】
時間 |
講師 |
内容 |
13:30〜14:30 |
高須 夫悟(理学部教授) |
第1部:個体群動態の数理モデル |
14:40〜15:40 |
高須 夫悟(理学部教授) |
第2部:保全生物学への応用
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15:40〜16:30 |
高須 夫悟(理学部教授) |
一般議論・質問受付 |
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